マルタ留学 - ESE③(授業について)

今回は、「ESE Malta」の授業について書こうと思います。

 

ese-edu.com

 

ESEについての過去の記事は、こちらをご覧ください。

 

マルタ留学 - ESE①(学校や寮のこと)

マルタ留学 - ESE②(コース・レベル分け)

 

なお、以下はあくまでも私の実体験に基づいたものであり、コースの違いなどによって記載内容と異なる点もあると思いますが、何卒ご容赦ください。

 

授業時間

授業時間は、下表のようになっておりました。

 

午前のクラス(前半) 90分
(休憩) 30分
午前のクラス(後半) 90分
(昼休み) 45分
午後のクラス 90分

 

学校のホームページを見ると、授業時間が「90分」ではなく「45分 × 2コマ」のように書かれていますが、実際には90分間続けて授業が実施されていました。

ちなみに、トイレに関しては、授業中でも黙って勝手に行ってしまいます。

個人的には、最初の休憩時間が長すぎる一方で、昼休みが短かすぎると思っていましたが、留学生仲間の女の子などは、おしゃべりに花が咲いて30分でもむしろ足りないようでした。

 

授業形式

前回の記事(マルタ留学 - ESE②(コース・レベル分け))にも書きましたが、午前のクラスだけを選択することや、午後はマンツーマンレッスンを受けるようにすることもできます。

そのため、午前のクラスが「メイン」で、午後のクラスは「サブ」のような位置付けになっておりました。

午後のクラスの授業を受ける生徒は半数ぐらいに減るため、前回書いたように、他のコースの生徒と一緒に授業を受けることもありました。

また、午前の前後半は同じ講師なのですが、午後は基本的には別の講師に変わります(授業内容も変わる)。

 

教材

下の写真が午前のクラスで使用していたテキストであり、初日のレベル分け後に、自分のレベル向けのものを渡されました。

 

※テキストの表紙。

 左上に書いてある「INTERMEDIATE」(中級者)がレベルを表しています。

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もちろん、下の写真のように、問題文も説明もすべて英語です。

 

※テキストの中身。

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語彙や文法の説明、練習問題、ちょっとした長さの文章、リスニング問題などが載っており、イメージ的には「国語の教科書の英語版」といったところだと思います。

ちなみに、写真の上の方に新幹線が載っているのですが、おわかりになりますでしょうか?

このように日本に関係のある写真が載っていることがときどきあり、誰かから話を振られたり、自らエピソードを披露したりするきっかけになります。

やる気と英語力があればですが...

 

午後のクラスでは上のテキストは使わず、基本的には毎回プリントが配られていました。

たいていは何らかの教材をコピーしたものでしたので、講師の人が、その日のテーマを決めて「ネタ本」から持ってきていたのでしょう。

内容は様々で、午前のテキストと同じような形式のものもあれば、クロスワードパズル(たぶん教材としてつくられたもの)が配られ、それを使ってゲーム形式で授業が行われることもありました。

 

今回はここまでで。

ESEについては、こちらの記事もご覧ください。

 

マルタ留学 - ESE①(学校や寮のこと)

マルタ留学 - ESE②(コース・レベル分け)

マルタ留学 - ESE④(講師について)

マルタ留学 - ESE⑤(ゆかいな生徒たち)

マルタ留学 - ESE⑥(授業の様子)

マルタ留学 - ESE⑦(英語の苦労話)