マルタ留学 - ESE④(講師について)

今回は、「ESE Malta」の講師のことを書こうと思います。

 

ese-edu.com

 

ESEについてのこれまでの記事は、こちらをご覧ください。

 

マルタ留学 - ESE①(学校や寮のこと)

マルタ留学 - ESE②(コース・レベル分け)

マルタ留学 - ESE③(授業について)

 

講師はどこの人?

講師は、マルタ人かネイティブの人(イギリスなどの出身)がほとんどです。

マルタにはマルタ語という母国語もありますので、マルタ人はネイティブとは言えないのでしょうが、英語も公用語となっているぐらいですし、少なくとも私レベルの人間が聞いていて気になるようなことはありませんでした。

ただ、一度リタイアしたあと復帰したのか臨時で働いていたのかといった感じのおじいさんの講師がいて、何を言っているのか非常に聞き取りづらかったり、話していてもちょいちょい間が空いたり(言葉が出てこなかった?)ということはありました。

ですが、これはネイティブかどうかや英語力とは関係のない話でしょう。

(その講師がネイティブだったかどうかはわかりません)

 

スキルにはバラツキあり

一個人としての英語力とは別に、講師としてのスキルももちろん重要で、むしろこちらの方が大切ですが、実際にはやっぱりバラツキがあります。

個人的には、メインのクラスの講師が「当たり」だったのでよかったのですが、上述のおじいさんのように「なんだかなぁ...」という講師もチラホラいました。

前回の記事(マルタ留学 - ESE③(授業について))に書いたとおり、基本的には教材をもとに授業が進められるのですが、さすがに「解説 → 問題演習 → 答え合わせ」が淡々と繰り返されるだけということはありません。

講師の裁量で(たぶん)、ゲームをしたり雑談で盛り上がったりということもあったのですが、当然、盛り上がらないこともしばしばありました。

こういうものは完全に講師の力量に依存しますが(生徒の質や姿勢にも依存しますが)、授業そのもののよし悪しにも影響しますので、あまり「はずれ」ばかりを引くようだと、留学そのものが台無しになりかねません。

もちろん、講師に不満がある場合はクラスを変えることも可能だとは思いますが、ほかに同じコース・レベルのクラスがなければ、満足のいく変更ができない可能性もあります。

この点に関しては、セブ島留学のように一日に何名もの講師にマンツーマンで教わる形であれば、講師の変更も比較的容易になりますし、多少「はずれ」の講師が混じっていても、むしろいい勉強になると思えたりもします。

欧米系の語学学校に留学する場合には、講師の当たりはずれによって留学の質が大きく左右されるリスクがあることは想定しておくべきでしょう。

(私個人の経験では、シドニー留学もマルタのときと同じようなものでした)

 

使うツールが違うことも

一部の教室に(一教室だけだったのかも)、ホワイトボードとプロジェクターが連動したツールがあり、そのツールを使って授業を行う講師もいました。

そのツールがその講師専用(私物?)なのか、共用物だけどその講師だけが好んでいたのかはわかりませんが。

おそらくは別の製品でしたが、イメージとしては、こちらのようなものでした。

 

www.epson.jp

 

そもそも授業でプロジェクターを使う必要性がほとんどなかったため、実際にはあまりありがたみは感じなかったのですが、「最近はいろいろなツールがあるんだなぁ」とちょっと感心しておりました。

最近の日本の学校がどのようになっているのか知らないのですが、日本でも取り入れられていたりするんですかね?

(どちらかと言えば企業向けなのかもしれませんが)

 

午後のクラスは講師が週替わり

これは評価が難しいところですが、午後のクラスは毎週講師が変わっていました。

当時は同じ講師にずっと教われた方がいいと思い、不満に感じていたのですが、今にして思えば、いろいろな講師に触れることができてよかった部分もありました。

「はずれ」の講師を引いても一週間我慢すればいいわけですし。

午前のメインのクラスは基本的には同じ講師に教わり、午後のサブのクラスは様々な講師に教わるということで、バランスが取れていたようにも思います。

 

今回はここまでで。

ESEについては、こちらの記事もご覧ください。

 

マルタ留学 - ESE①(学校や寮のこと)

マルタ留学 - ESE②(コース・レベル分け)

マルタ留学 - ESE③(授業について)

マルタ留学 - ESE⑤(ゆかいな生徒たち)

マルタ留学 - ESE⑥(授業の様子)

マルタ留学 - ESE⑦(英語の苦労話)