シドニー留学 - ELC③(コース・レベル・授業時間)
今回は、「ELC(English Language Company)」のコースやレベル分け、授業時間などについて書きます。
※こちらのホームページは、重くてなかなか開かないことがあります。
ELCへの留学を検討されている方以外にはズバリ役立つ情報ではありませんが、欧米系の語学学校はだいたい同じような授業形態になっていますので、留学を検討中の方にはご参考になるはずです。
それ以外の方には雑学止まりかもしれませんが、「ふーん、こんな風に授業しているんだねー」といった感じで、少しでもご興味を持っていただくことができたら幸いです。
※シドニーのハーバーブリッジ。
本文と関係ありませんが、写真がないのも寂しかったので。
コース
詳細は学校のホームページなどで確認していただきたいと思いますが、大きくは次の2つに分かれます。
- 一般英語コース
- アカデミック英語コース
はじめにコースを選んで申し込みますが、途中でコースを変更する生徒もちらほらおりました。
同じレベルでも「アカデミック英語コース」の方が厳しめのようで(宿題が多いなど)、そちらに移った生徒はけっこう大変そうでした。
ただ、私と同じく「一般英語コース」だった日本人の大学生の男の子は、ELCを終えたあとにオーストラリアの大学に編入していましたし、内容にそこまでの差はありません。
レベル分け
各コースは、以下のレベルに分かれております。
- Elementary(初級者)
- Pre-intermediate(準中級者)
- Intermediate(中級者)
- Upper Intermediate(準上級者)
- Advanced(上級者)
レベル分けは、事前のペーパーテスト(留学代理店経由で提出しました)と、初日の朝のインタビュー(1対1)で判定されます。
ちなみに、私ははじめは「Upper Intermediate(準上級者)」だったのですが、テキストが最後の章まで終わったからという理由だけでクラス丸ごと「Advanced(上級者)」に上がってしまい、私も上級者の仲間入りをすることに。
そもそも「Upper Intermediate(準上級者)」のテキストも途中からしか教わっていなかったため、「Advanced(上級者)」には上がらずに第1章から学び直そうかとも考えたのですが、先生から「あなたの英語なら大丈夫!」みたいなことを言われ、調子に乗って上に上がってしまいました。
ただですね、ヨーロッパから来て「Advanced(上級者)」に振り分けられる人たちって、こちらから見ると「もうネイティブじゃん!」ってぐらいに話せるんですよ...
あいつらずるいんです。
なまじ文法や語彙の知識があるせいで上のレベルに振り分けられ、けっこう苦しい思いも味わいました...
授業時間と各クラス
一例ですが、授業時間は以下の表のようになります。
(コースや朝の開始時刻などによって変わります)
メインのクラス(前半) | 120分 |
(昼休み) | 60分 |
メインのクラス(後半) | 60分 |
(休憩) | 30分 |
選択クラス | 60分 |
(休憩) | 30分 |
自由参加クラス | 60分 |
私の場合は、朝は9:30スタートでしたので、最後のクラスが終わるのは午後4:30になります。
月曜日から金曜日まで毎日これだけ英語ばっかり勉強していたなんて、けっこうがんばったと思いません?
「メインのクラス」は、各レベルごとのテキストを使って進められます。
テキストというのは、日本の学校の「教科書」のようなものをイメージしてください。
「選択クラス」では、私はビジネス英語を学んでおりました。
ほかには、IELTS(国際的な英語の試験です)対策のクラスなども用意されております。
「自由参加クラス」というのは、レベルを問わず誰でも自由に参加できるクラスです。
放課後に意識の高い生徒だけが居残って、それを親切な先生が面倒見てあげる的な構図でしょうか。
内容は日や週によって変わり、発音、ライティング、トピックを定めた会話などのクラスがありました。
私も初めのころは参加していたのですが、だんだん興味が薄れてきて参加するのをやめてしまいました。
あれ、がんばってなかったですね...
今回はここまでで。
授業の様子などについては、また改めて書くつもりです。
ELCについては、こちらの記事もご覧ください。
シドニー留学 - ELC④(授業は少人数に分かれて実践形式で)