シドニー留学 - ELC④(授業は少人数に分かれて実践形式で)
今回は、「ELC(English Language Company)」の授業の様子について書きます。
※こちらのホームページは、重くてなかなか開かないことがあります。
今回の内容は私の経験に基づくものではありますが、ELCに限らず欧米系のどの語学学校でもよくある話ですので、そのような学校への留学を検討中の方には参考になるでしょう。
それ以外の方は、単純に楽しんでいただけたら私も幸せです。
授業はグループが基本
授業はグループレッスンが基本です。
マンツーマンレッスンを追加することもできますが(もちろん別料金)、高いのでほとんどの人は選びません。
「グループレッスンは不安だなぁ、マンツーマンレッスンがあった方がいいなあ」という方には、セブ島留学をお勧めします。
小さなテーブルに分かれて座る
各教室には4人がけ程度の小さい丸テーブルが4つほどあり、各テーブルに分かれて座ります。
マルタの「ESE」では大きなテーブルを全員で囲んで座る形でしたので、この点は学校によって変わるところなのでしょう。
ELCの方が教室が広いためにこのような形にできたのでしょうが、スペースがあるおかげで講師が各テーブルの様子を見て回れるため、個人的にはこちらの方がよかったです。
(大きなテーブルも、それほど不満を感じたわけではありません)
ただ、早めに教室について先に一人で座っていると、誰も同じテーブルに来てくれなくて寂しい思いをしたことがまれにありましたが...
授業は実践が中心
これはマルタの「ESE」の記事(マルタ留学 - ESE⑥(授業の様子))でも書きましたが、ELCでも授業は実践練習が中心でした。
2人ずつのペアや少人数のグループに分かれ、いま教わったことや講師から出されるお題をもとに、数分〜10分程度の会話をする、というのを授業中に何度も繰り返します。
ほかに、テキストに付属の音声を聞いたり、YouTubeなどの動画を見たり、あるいは宿題の答え合わせをしたりする時間はありますが、少なくとも講義を黙って聞いていることはほとんどありません。
たとえば文法について解説する場合でも、頻繁に生徒に当てるなど、なるべく生徒に話させるようにしていました。
この点については、欧米系の語学学校のマイナス点として、「非ネイティブとの会話の時間がほとんど」という点を挙げているウェブサイトを見かけたことがあります。
それは確かにそのとおりですが、「だから何?」というのが私の答えです。
日本語の通じない相手の話を必死になって聞き、必死になって自分の考えを伝えようとすることそのものに十分価値はありますし、困ったことがあれば講師が助けてくれます。
人によっては「仕事での英会話は非ネイティブ相手がほとんど」ということもあるでしょうし、むしろいい実践練習になると思っていいのではないでしょうか。
とはいえ訛りは大変
これもマルタの「ESE」の記事(マルタ留学 - ESE⑦(英語の苦労話))でも書きましたが、いい練習になるとはいえ、他国の留学生たちの訛りには苦労します。
あるときタイ人の男の子と話をしていて、どうしても「ピッチャー」にしか聞こえないけど(正確には「ピチャ」のような感じ)、野球やビールの話をしているわけでもないし、うーん何のことだろうと悩んでいたところ、実は「ピクチャー」だったということがありました...
週末に旅行に行ったという話をしておりましたので、「写真を見せて」という話だったのですが、私の知恵が足りておらず...
これはすべてのタイ人に当てはまる話なのかはわかりませんが、少なくとも私の周りでは、「picture」の「c」のような子音だけの音が弱くなりがち(苦手?)な傾向がありました。
ちなみに、逆に日本人はこのような音を強く発音してしまう傾向がありますので、この点についてご認識のなかった方は、意識するようにしてみてください。
正確には、「強く」というよりも「母音をつけて」発音してしまうことがあり、イメージとしては「picuture」のように「ウ」の音をつけてしまう感じです。
タイ人とのエピソードが長くなってしまいましたが、訛りは、タイに限らずどこの国の人にもある話です。
日本人にもまだまだいろいろな癖がありますので、いずれ機会があれば、その点だけをまとめて書こうと思います。
※本文と関係ありませんが、ある日の様子。
このときはアジア人多めでした。
今回はここまでで。
ELCについては、こちらの記事もご覧ください。