セブ島留学 - 学校選び

昨年(2017年)の留学生活の第一歩として、4月上旬から6月上旬までの8週間、フィリピンのセブ島に行ってきました。

セブでは4週間ずつ2つの学校に通ったのですが、そのときの経験を踏まえ、今回は学校選びについて書いてみたいと思います。

もちろん私の主観に基づいたものであり、当時とは状況が変わっている部分もあると思いますので、最終的には各位でのご判断をお願いします。

 

ポイント①】留学代理店を利用するか?

セブ島 留学」等で検索すると、実に多くの語学学校や留学代理店がヒットすると思います。

私は、留学した2校とも代理店経由で申し込んだのですが、学校に直接申し込むことも可能です。

ただ、多くの代理店では手数料は無料であり、代理店経由で申し込んでも直接申し込んでも費用は変わりませんので(代理店は学校から紹介料をもらいます)、代理店を利用することをお勧めします。

一番のメリットは、代理店が多くの学校の情報を収集・整理してくれているため、簡単に比較検討できることです。

また、たいていは航空券の手配などもやってくれますので(手数料はかかるかもしれませんが)、海外に不慣れな人には助かると思います。

一方のデメリットは、その代理店と取引のある学校の情報しかもらえないことです。

また、その代理店が受け取る紹介料が高い学校を優先的に紹介される、ということもあるかもしれません。

私としては、現地にスタッフがいるか、少なくともスタッフが頻繁に現地を視察している代理店をお勧めします。

私が利用した代理店もご紹介しておきます。

 

セブ社会人留学|フィリピン・セブ英語留学 専門エージェント – セブ社会人留学相談カウンターに行こう

(社会人限定ということはなく、学生の方でも問題ありません)

 

ポイント②】日系か韓国系か

セブの学校は、基本的には日系(日本資本)と韓国系(韓国資本)に大別されます。

学生の割合は学校にもよりますが、やっぱり、日系の方が日本人比率が高く、韓国系の方が韓国人比率が高くなります。

これらを比較するときの一番のポイントは、「スパルタ」がいいかどうかでしょう。

例外はあると思いますが、基本的には「韓国系=スパルタ」になります。

「スパルタ」の主な特徴は以下のとおりです。

  • 宿題が多い
  • 外出に制限あり(平日は外出禁止など)
  • 自習時間が定められているなど、拘束時間が長い

どちらがいいかは完全に個人の好みですが、スパルタ系の学校に行った人の話を聞いた限りでは、やっぱり英語力向上という点では効果があるようです。

ただ、私は勉強以外でもセブを楽しみたかったため、2校とも日系に行きました。

 

ポイント③】セブ本島側かビーチ側か

セブ本島にある学校にするか、ビーチ側にある学校にするかもポイントです。

ビーチ側というのは、マクタン島という空港のある島のリゾートビーチ近辺にある学校を指しています。

(テレビ等で見かける「セブのリゾートビーチ」のイメージです)

これは、留学する前に私が勘違いしていたことなのですが、ビーチ側の方が、よく言えば「勉強に専念できる」、有り体に言うと「退屈」です。

(ビーチ側の方が「遊びに行く」感じが強いのかと思っていました)

確かに、目の前にきれいなビーチは広がっていますが、だいたいはホテルのプライベートビーチのため無料では入れませんし、平日の夕方5時や6時まで勉強した後に、普通はビーチに行こうとは思いませんからね。

なので、平日夜に買い物に行ったり歓楽街に出かけたりしたかったら、セブ本島側の学校をお勧めします。

 

ポイント④】学生向けか社会人向けか

これはきれいに分けられるわけではありませんが、学生が多めの学校もあれば社会人が多めの学校もあります。

ちなみに、「社会人限定」という学校はありますが、「学生限定」というのは聞いたことはありません。

やはり、学費が高いところほど、年齢層が上がる傾向はあります。

どちらがいいかは人それぞれでしょうが、普通の社会人の人は、学生が多いところは避けた方が無難でしょうね。

 

以上長々と書いてきましたが、実際には、

  • 講師に恵まれるか
  • 同期に恵まれるか

に大きく作用されますので、事前の学校選びに労力・時間をかけすぎるのはお勧めしません。

講師については、大手の方が平均的な質は上がると思いますが、個人の相性も大きく影響しますので、気にしすぎても仕方ないと思います。

ある程度以上の数の講師がいる学校であれば、授業を受けてみてから変更してもらうこともできますので、その点では極端に小さい学校は避けた方がいいでしょうね。

それに、ある程度以上の規模の学校であれば、毎日6名から8名ぐらいの講師に教わることになりますので、それだけいれば当たり外れもあるでしょう。

「同期」というのは同時期に入学する学生のことで、「バッチメイト」という呼び方をします。

ここがマルタやシドニーと違うところで(あくまでも個人的な体験ですが)、セブ島留学では、このバッチメイト同士で仲良くなることが多いです。

(日系の学校であれば日本人ばかりだから、というのもあると思います)

夏休み期間には学生が多くなる、等の傾向はありますが、バッチメイトに恵まれるかどうかは運でしょう。

 

ということで、学校選びにあまり時間をかけすぎずに無難そうなところを選び、あとは

  • 講師に不満があったら遠慮せずに変えてもらう
  • バッチメイトと積極的に仲良くする

という心がけを持ってがんばってください。

セブ島楽しいですよ。