英語の多読はKindleで

あなたは普段、電子書籍で英語の本を読まれていますか?

「そうだね、よく読むよ」という方は、この先を読まれてもあまり役に立たないかもしれませんので、ここで立ち去っていただいた方がいいかもしれません...

「うーん、電子書籍かぁ...あんまりピンと来ないんだよなぁ」という方は、ぜひ今しばらくお付き合いください!

「たまに読むけどそんなには...」という方にも、きっとお役に立てるところがありますので、このままお付き合いをお願いします。

 

なぜ「多読」?

電子書籍のお話の前に、英語の「多読」について。

いまこの記事をお読みいただいている方の多くは、英語の勉強中であったり、「もっと英語ができるようになりたい!」と思われていたりする方でしょう。

そのような方にとっては、英語の多読はほとんど必須と言ってよく、避けては通れません。

なぜかと申しますと、自然なスピードで話せて、聞けて、書けて、読めるようになるには、英語を感覚的に身につける必要があり、そのためには英語漬けになる必要があるからです。

ただし、一点ご注意いただきたいのは、英語漬けになる「必要がある」という点で、けっして「英語漬けになっているだけで十分」ということではありません。

レベルに応じて個別にレッスンを受けるなど、ほかの努力も必要です。

 

また、ポイントは「英語漬け」になることですので、必ずしも多読でなくてもかまいません。

たとえばあなたが「海外の英語のドラマが大好きで、繰り返し見ているうちにだいたいセリフを覚えちゃった」という方であったり、「何年も仕事で英語漬けになっている」という方であれば、改めて「多読するぞ!」などと意気込まなくても大丈夫でしょう。

ですが、多くの方はそんなことはなく、なかなか英語力が伸びなくて、もどかしく感じられていたりするのではないでしょうか?

もしそうであれば、ぜひ私と一緒にたくさん英語を読みましょう。

「最近読むスピードが上がってきたかも」って思えたときの喜びを、ぜひ多くの人にも感じていただきたいと思っております。

 

多読には「Kindle」を

先にお断りしておきますと、数ある電子書籍の中で私が「Kindle」(ちなみに「キンドル」と読みます)を選んだのは、それしか使ったことがないからです。

そのため、「楽天Kobo」などでもダメなことはないと思うのですが、ここでの目的は英語の本を読むことですので、品揃えを考えるとKindleが無難でしょう。

 

Kindleにはいくつかの専用端末がある

Kindleのことをご存じない方にご説明しておきますと、まず、KIndleには専用端末が何種類かあります。

(後述しますが、専用端末の購入は必須ではありません)

ですが、今は「英語の本を読む」ことが目的ですので、購入されるのであれば「Kindle Paperwhite」で問題ないでしょう。

 

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なぜKindleがいいのか?

繰り返しになりますが、私はKindle以外の電子書籍は使ったことがありませんので、以下の機能やサービスがほかの電子書籍にあるのかどうかはわかりません。

本記事は各電子書籍を比較した上でのものではありませんが、何卒ご理解いただきたいと思います。

 

【メリット①】辞書がある

何といっても、このメリットが一番です。

使われたことがない方はぜひ一度使ってみていただきたいのですが、単語をロングタップ(長押し)するだけで、単語の意味がパッと表示されます。

使いはじめたころは、本当に感動しました。

自分が受験生のときにこれが欲しかった・・・と。

 

さらに、辞書はいくつか用意されていて、英和辞典だけでなく英英辞典を選ぶこともできます。

多読とは関係ない話ですが、普段英和辞典しか使われていない方は、少しずつ英英辞典を使うようにしていくといいですよ。

 

【メリット②】アプリがある

Kindleには、専用端末以外に、各種スマートフォンタブレット、パソコン向けのアプリもあります。

ダウンロードはこちらから(各ストアからも入手できます)。

 

なぜアプリがあるのがいいのかと言いますと、同じ本を全ての端末で読むことができ、しかも全ての端末で同期されるからです。

(専用端末を買わなくても済むという話もありますが)

「同期」されるのは次の2点です。

  • どこまで読んだか
  • ハイライト(マーカーで印をつけるイメージ)をつけた箇所

ちなみに私は専用端末、パソコンアプリ、スマートフォンアプリの3つを使っていて、「夜寝る前にベッドの中で読むときは専用端末」「机に座ってじっくり読むときはパソコンアプリ」「スキマ時間に読むときはスマートフォンアプリ」のように使い分けたりしています。

 

【メリット③】どこにいても本が買える

ネットにつながりさえすれば、どこにいても簡単に本を購入できるというのは、実に素晴らしいことだと思います。

私は、海外留学中にもよくKindleで購入しておりました。

マンガの方が多かったかもしれませんが...

 

【メリット④】軽いしかさばらない

Kindle Paperwhite」はとても軽く、使っていて不便を感じたことはありません。

(ハードカバーの本の方がよほど不便)

アプリであれば、自分の使い慣れたスマートフォンにダウンロードするだけですし。

英語の本、特にペーパーバックはどうしても分厚くなりがちですので、紙の本だと持ち歩くのがおっくうになり、なかなか先に進まなかったりしませんか?

多読にはスキマ時間の有効活用も大切ですので、ぜひ電子書籍のいいところを活かしましょう。

 

【メリット⑤】読み放題サービスがある

Kindleには、月額980円で一部の本が読み放題になる「Kindle Unlimited」というサービスもあります。

対象となるのはごく一部の本だけなのですが、それでもなかなかの蔵書量です。

もしあなたが「英語で本を読もうと思うんだけど、何を読んだらいいのかわからないんだよなぁ」などと悩まれている場合には、「Kindle Unlimited」でいろいろと手を出してみてはいかがでしょうか?

 

一冊だけ、お勧めの本を挙げておきます。

「For Intermediate」(中級者向け)とありますが、そんなに難しくはありません。

各ストーリーが短いため、「一つのストーリーを読みきった」達成感を簡単に何度も味わえます(笑)

 

思ったより長々と書いてしまいました。

最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございます。

一緒に多読をがんばって、英語を使いこなせるようになりましょう!