シドニー留学 - 代理店選び・都市選び・学校選び
今回は、シドニーに留学したときの
- 留学代理店
- オーストラリアの都市
- 語学学校
の選択について書いていきます。
半分は、留学を検討中の方にもご参考になるようにと思っておりますが、もう半分は、私個人の体験談になります。
まず、結論を書きますと、けっきょく無難が一番です。
すみません、つまらない結論で...
ですが、留学にはそれなりにお金がかかりますし、何よりも自分の貴重な時間を投資するわけですから、むやみにリスクを取る必要はありません。
私が「無難な選択」だと考えているのは、
- 大手の語学学校や留学代理店
- メジャーな国・地域
- 評価や口コミのいいところ
のことです。
これは、フィリピン(セブ島)、マルタ、オーストラリア(シドニー)の3ヶ国で4つの語学学校に行き、そのために4つの留学代理店にお世話になった私なりの結論です。
ほかの人が選ばないマイナーな選択肢を選ぶ積極的な理由があるのであれば別ですが、さしたる理由がなかったり、「人と違う選択がしたい」といった程度の理由だけで、「攻めの選択」をする必要はありません。
もちろん、セブ島のマンツーマンレッスンがメインの語学学校と、マルタやシドニーの欧米系の語学学校とでは、授業の形式も生徒の国籍構成も全然異なりますので、「これらのどちらにするか」といった話は、無難かどうかとは別次元です。
なぜ無難がいいか
私の経験上、留学してよかったと思えるかどうかは、ほぼ次の2点で決まります。
- 講師に恵まれるか
- 留学生仲間やクラスメートに恵まれるか
これを見て、「なんだ、ずいぶん他力本願だなぁ」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
もしあなたが「どんな環境でも結果を出すのだという強い意思が一番大切だ」という考えを持たれているのであれば、それはとてもいいことですので、ぜひそのまま自力で道を切り拓いていってください。
ですが、多くの人は、やっぱり周りの人や環境に少なからず影響を受けてしまうでしょう。
少なくとも私はそうです。
残念ながら、この2点は行ってみないとわかりません。
過去に留学していた人が「講師がよかった」と言っていたところで、同じ講師に当たるとは限りませんし、相性がネックになることもありえます。
ほかの生徒についても同様の話で、同じ学校であっても、そのときどきで生徒の質やクラスの雰囲気は変わります。
ただし、大手の方が、ダメだったときに変更しやすくなります。
小さい学校に行ってしまうと、もし講師やクラスメートに不満があって別のクラスに移動したくても、ほかの選択肢が全然ないかもしれません。
これはセブ島の語学学校(マンツーマンレッスンがメイン)の場合も同様で、講師を変更したくなっても、そもそも講師の絶対数が少なければ、思うようにはいきません。
それに、やっぱり大手や評判のいいところの方が、総じていい講師や生徒が集まります。
「変更したけどそっちもダメだった」となるようでは意味がありませんので、平均的に質の高い環境の方が安全です。
もちろん、自分がオープンになることも大切です。
英語を学ぶのは、コミュニケーションスキルを上げるためでもあるはずですので、安易にほかの人をいいの悪いのと判断せず、まずは積極的に意思疎通を図るべきでしょう。
一方で、ダメなものを必要以上に我慢することはありません。
不満があれば、変更してもらうように積極的に行動を起こしましょう。
そして、その際には英語で交渉しなければならないこともしばしばですが、英語力アップのチャンスと捉えて前向きに臨んでください。
留学代理店から無難に
オーストラリアへの留学を検討中の段階で、すでに私は「代理店も無難なところでいい」という考えになっており、「留学ジャーナル」という代理店に相談に行きました。
同名の雑誌も出版していますが、留学代理店としても日本で最大手の一つです。
とくに、「どの国(地域)に留学するか」というところから相談したいという方は、このように多くの国・地域を対象としている代理店に相談してみるのがいいでしょう。
なお、留学ジャーナルでは正式な申し込み時に手数料を取られますが(はじめの相談だけなら無料)、その分ほかにないサービスも受けられますので、その点は総合的にご判断ください。
都市も無難にシドニーに
オーストラリアでは、シドニーに限らず、メルボルン、ブリスベン、ケアンズなどの主要都市にも語学学校があります。
私の場合は、いったん都市をシドニー、メルボルン、ブリスベンの3つに絞り、その中からピックアップしたいくつかの学校を比較検討して、最終的にシドニーの学校に決めました。
決め手となったポイントはいくつかあったのですが、「シドニーにある」というのもその一つです。
セブ島やマルタですでに固有の風土を体験していたこともあり、オーストラリアでは、「はずれ」の少なそうなメジャーな都市に行くことにしました。
実際に行ってみたあとも、無難にいい選択ができたと考えております。
(メルボルンでもほとんど変わらなかったと思いますが)
もしあなたがオーストラリアへの留学を検討されている場合、「勉強だけじゃなくサーフィンも楽しみたい!」といった積極的な動機でもない限りは、シドニーやメルボルン辺りで検討されるのが無難でしょう。
学校選びでは日本人の少なさを重視
これは私個人の観点であり、お勧めするわけでもなんでもありませんが、私はなるべく日本人の少なそうな学校を選びました。
あとは、
- 生徒数がある程度いる(少なくはない)
- 優れた学校として過去に表彰されたことがある
- 過去に「留学ジャーナル」経由で留学された方たちの評判もよい
- ビジネス英語コース(クラス)がある
といった点を踏まえて選んだのが、「ELC」という学校になります。
※学校の中の様子。
本文にあまり関係がありませんが、ELCの写真がこれしかなかったんです...
詳しくは改めて書くつもりですが、本当にこの学校に行ってよかったです。
まあ、やっぱり講師やクラスメートがよかったからという話なのですが。
今回はここまでで。
ELCについては、改めて詳しくご紹介いたします。
シドニー留学については、こちらの記事もご覧ください。