英語の勉強方法 - 音読
前回の記事(短期留学はどこまで役に立つか?)では留学について書きましたが、英語の勉強は長い長〜い道のりであり、留学はその中の一部にすぎません。
日本にいても英会話教室に通ったりオンライン英会話を利用したりできるにせよ、たいていの場合は一人での勉強時間が一番長くなるものであり、その時間をどのように過ごすかがキモでしょう。
では、そのときにどのように勉強したらよいかとなると、いろいろな人がいろいろな方法を推奨していますが、中でもとくに有効なのは「音読」だと思います。
先に申し上げておきますと、音読はずっと続けておりますが、同時にほかの勉強もいろいろやってきましたので、実体験として音読がどこまで役に立ったのかは何とも言えません。
有効だと断定する明確な根拠があるわけでもありません。
とは言っても、英語を話すこと、発音すること、口を動かすことに慣れていなければスムーズに話せるはずがなく、そのためのトレーニングとして、音読はとても効果的だと思います。
野球における素振りのようなイメージです。
さらに、音読といっても単に英文を読み上げていればいいわけではなく、音源を聞いて真似をすることが大切です。
音源は、YouTubeなどでもいいとは思いますが、音読用の教材もいろいろ出ており、個人的にはそのようなものの方が手っ取り早くて好きです。
以下に、実際に私が使ってきた教材を3つほど挙げておきます。
英会話・ぜったい・音読 入門編
こちらは「入門編」というだけあって、文章は初歩的で音声もゆっくりめです。
英語の勉強をはじめたばかりという人や、自分の英語力にあまり自信がないという人は、このあたりからはじめてみるのがいいと思います。
英語リプロダクション トレーニング 入門編
こちらも「入門編」ですが、「英会話・ぜったい・音読」に比べるとだいぶレベルは上がります。
といっても、かなり工夫された構成になっており、音声もゆっくりめのものと速めのものが入っていますので、多くの人にとってじっくり取り組める教材だと思います。
難点を挙げるとしたら、内容がネガティブな(登場人物が愚痴っぽいとか)例文が目につくところでしょうか。
みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング
ベレ出版
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ご覧のとおり、「瞬間英作文」の森沢先生がつくられた本です。
こちらは、内容がバラエティに富んでいて(論文調のものからジョーク集や短編小説まであり)、単純に文章そのものを楽しめました。
音読はともすれば単調な作業になりがちなため、こういう工夫はありがたいです。
今回はここまでで。
音読はこれからも続けていきますので、オススメの教材に出会ったら、またご紹介するかもしれません。