セブ島留学 - MBA②(授業時間・担任制度・プレゼン)

前回の記事(セブ島留学 - MBA①(学校や生徒のこと))では、MBAという学校についての全体的な話を書きましたが、今回は授業について詳しく書きたいと思います。

 

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なお、前回の記事にも書きましたように、以降の体験談はすべてMBAオリジナル校でのものになりますが、ご理解をお願いします。

 

授業時間と構成

授業時間はコースによって変わりますが、標準的には一日に50分×7コマの授業を受けます。

ただし、金曜日は通常のレッスンは午前中の3コマのみで終わり、午後はプレゼンテーション(後述します)と卒業式が開催されます。

また、7コマのうちの6コマがマンツーマンレッスンで、1コマが2〜5名程度のグループレッスンになります。

さらに、MBAの授業の大きな特徴として、「コアティーチャー制度」というものがあります。

 

コアティーチャー制度

MBAで、私が最もよかったと思っているのがこのコアティーチャー制度です。

コアティーチャーというのは、簡単にいうと各生徒の「担任」のことです。

授業は各コマごとにテーマ・担当講師が決まっており、それぞれ個別に日々授業が進んでいきます。

このような授業形態はセブ島のほとんどの学校で共通だと思いますが、各担当講師は自分の授業を進めることに専念するのみで、同じ生徒を担当している他の講師がどのようなことを教えているのかは知らない、ということが多いのではないかと思います。

その点をカバーするために、MBAでは生徒ごとにコアティーチャーが置かれており、担当している生徒の授業全体に責任を持つ形となっています。

具体的には、生徒のニーズやレベルを考慮して、授業の進め方について他の講師に指示やアドバイスを行ったり、各授業の様子を生徒や各講師からヒアリングしたりします。

また、コアティーチャーのみ一日2コマを担当します。

したがって、もしこのコアティーチャーとの相性が悪い場合には留学そのものが台無しになりかねず、実際にそのような方も中にはいらっしゃいました。

(もちろんその場合はコアティーチャーを変更できます)

幸いに、私の場合は素晴らしいコアティーチャーに恵まれたこともあり、MBAに留学して本当によかったと思っています。

 

プレゼンテーション

これも、MBAの大きな特徴の一つです。

毎週金曜日の午後に、何名かの生徒がプレゼンテーションを行い(もちろん英語で!)、それを生徒・講師全員で聴きます。

生徒と講師の数は時期にもよりますが、合わせて50〜100名程度になるため、なかなか緊張します。

プレゼンは立候補式であり(コアティーチャーからやれやれ圧力がかかることもありますが笑)、私の滞在期間中は、少ない週で2〜3名、多い週で10名弱だったと思います。

立候補者が少ないときは、代わりに講師がプレゼンをすることもありました。

お題は与えられることもありましたが、実質的には自由であり、最も多かったのはご自身の仕事や会社を紹介するものでした。

一人当たりの時間は10分間程度であり、そこまで長くないとはいえ、きちんと準備する必要はあります。

プレゼン資料やスクリプトは、基本的には生徒が空き時間に作成しますが、コアティーチャーが全面的にバックアップしてくれます。

私の場合は、プレゼンをする週のコアティーチャーの授業の半分は準備に使い、また、前々日と前日の夜にはリハーサルにも付き合ってもらいました。

(リハーサルには、他に数名の講師の方も聞き役として付き合ってくれました)

このように通常の勉強時間を削って準備をすることになるため、それを嫌ってプレゼンをしない人もたくさんいましたが、個人的には、とても貴重な体験ができたと思っています。

 

今回はここまでで。

MBAについては、こちらの記事もご覧ください。

 

セブ島留学 - MBA①(学校や生徒のこと)

セブ島留学 - MBA③(授業内容:日常会話・リスニング・グループ)

セブ島留学 - MBA④(授業内容:発音・トピック・選択)

セブ島留学 - MBA⑤(生活面について)

セブ島留学 - MBA⑥(環境面について)

セブ島留学 - MBA⑦(その他の特徴)