シドニー留学 - 代理店選び・都市選び・学校選び
今回は、シドニーに留学したときの
- 留学代理店
- オーストラリアの都市
- 語学学校
の選択について書いていきます。
半分は、留学を検討中の方にもご参考になるようにと思っておりますが、もう半分は、私個人の体験談になります。
まず、結論を書きますと、けっきょく無難が一番です。
すみません、つまらない結論で...
ですが、留学にはそれなりにお金がかかりますし、何よりも自分の貴重な時間を投資するわけですから、むやみにリスクを取る必要はありません。
私が「無難な選択」だと考えているのは、
- 大手の語学学校や留学代理店
- メジャーな国・地域
- 評価や口コミのいいところ
のことです。
これは、フィリピン(セブ島)、マルタ、オーストラリア(シドニー)の3ヶ国で4つの語学学校に行き、そのために4つの留学代理店にお世話になった私なりの結論です。
ほかの人が選ばないマイナーな選択肢を選ぶ積極的な理由があるのであれば別ですが、さしたる理由がなかったり、「人と違う選択がしたい」といった程度の理由だけで、「攻めの選択」をする必要はありません。
もちろん、セブ島のマンツーマンレッスンがメインの語学学校と、マルタやシドニーの欧米系の語学学校とでは、授業の形式も生徒の国籍構成も全然異なりますので、「これらのどちらにするか」といった話は、無難かどうかとは別次元です。
なぜ無難がいいか
私の経験上、留学してよかったと思えるかどうかは、ほぼ次の2点で決まります。
- 講師に恵まれるか
- 留学生仲間やクラスメートに恵まれるか
これを見て、「なんだ、ずいぶん他力本願だなぁ」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
もしあなたが「どんな環境でも結果を出すのだという強い意思が一番大切だ」という考えを持たれているのであれば、それはとてもいいことですので、ぜひそのまま自力で道を切り拓いていってください。
ですが、多くの人は、やっぱり周りの人や環境に少なからず影響を受けてしまうでしょう。
少なくとも私はそうです。
残念ながら、この2点は行ってみないとわかりません。
過去に留学していた人が「講師がよかった」と言っていたところで、同じ講師に当たるとは限りませんし、相性がネックになることもありえます。
ほかの生徒についても同様の話で、同じ学校であっても、そのときどきで生徒の質やクラスの雰囲気は変わります。
ただし、大手の方が、ダメだったときに変更しやすくなります。
小さい学校に行ってしまうと、もし講師やクラスメートに不満があって別のクラスに移動したくても、ほかの選択肢が全然ないかもしれません。
これはセブ島の語学学校(マンツーマンレッスンがメイン)の場合も同様で、講師を変更したくなっても、そもそも講師の絶対数が少なければ、思うようにはいきません。
それに、やっぱり大手や評判のいいところの方が、総じていい講師や生徒が集まります。
「変更したけどそっちもダメだった」となるようでは意味がありませんので、平均的に質の高い環境の方が安全です。
もちろん、自分がオープンになることも大切です。
英語を学ぶのは、コミュニケーションスキルを上げるためでもあるはずですので、安易にほかの人をいいの悪いのと判断せず、まずは積極的に意思疎通を図るべきでしょう。
一方で、ダメなものを必要以上に我慢することはありません。
不満があれば、変更してもらうように積極的に行動を起こしましょう。
そして、その際には英語で交渉しなければならないこともしばしばですが、英語力アップのチャンスと捉えて前向きに臨んでください。
留学代理店から無難に
オーストラリアへの留学を検討中の段階で、すでに私は「代理店も無難なところでいい」という考えになっており、「留学ジャーナル」という代理店に相談に行きました。
同名の雑誌も出版していますが、留学代理店としても日本で最大手の一つです。
とくに、「どの国(地域)に留学するか」というところから相談したいという方は、このように多くの国・地域を対象としている代理店に相談してみるのがいいでしょう。
なお、留学ジャーナルでは正式な申し込み時に手数料を取られますが(はじめの相談だけなら無料)、その分ほかにないサービスも受けられますので、その点は総合的にご判断ください。
都市も無難にシドニーに
オーストラリアでは、シドニーに限らず、メルボルン、ブリスベン、ケアンズなどの主要都市にも語学学校があります。
私の場合は、いったん都市をシドニー、メルボルン、ブリスベンの3つに絞り、その中からピックアップしたいくつかの学校を比較検討して、最終的にシドニーの学校に決めました。
決め手となったポイントはいくつかあったのですが、「シドニーにある」というのもその一つです。
セブ島やマルタですでに固有の風土を体験していたこともあり、オーストラリアでは、「はずれ」の少なそうなメジャーな都市に行くことにしました。
実際に行ってみたあとも、無難にいい選択ができたと考えております。
(メルボルンでもほとんど変わらなかったと思いますが)
もしあなたがオーストラリアへの留学を検討されている場合、「勉強だけじゃなくサーフィンも楽しみたい!」といった積極的な動機でもない限りは、シドニーやメルボルン辺りで検討されるのが無難でしょう。
学校選びでは日本人の少なさを重視
これは私個人の観点であり、お勧めするわけでもなんでもありませんが、私はなるべく日本人の少なそうな学校を選びました。
あとは、
- 生徒数がある程度いる(少なくはない)
- 優れた学校として過去に表彰されたことがある
- 過去に「留学ジャーナル」経由で留学された方たちの評判もよい
- ビジネス英語コース(クラス)がある
といった点を踏まえて選んだのが、「ELC」という学校になります。
※学校の中の様子。
本文にあまり関係がありませんが、ELCの写真がこれしかなかったんです...
詳しくは改めて書くつもりですが、本当にこの学校に行ってよかったです。
まあ、やっぱり講師やクラスメートがよかったからという話なのですが。
今回はここまでで。
ELCについては、改めて詳しくご紹介いたします。
シドニー留学については、こちらの記事もご覧ください。
英語の多読にはビジネス書がお薦め
こちらの記事(英語の多読はKindleで)で
- なぜ「多読」が必要なのか
- なぜ「Kindle」がいいのか
について書きましたが、「それはわかったけど、実際に何を読んだらいいのか迷っていて...」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのような方に私がお薦めしたいのが、ビジネス書(もしくは自己啓発書)です。
その理由は以下でご説明しますが、先に、それ以外の選択肢について、私の考えを述べさせていただきます。
英字新聞等(のニュースサイト)は上級者向け
英語のリーディング練習といえば、よく出てくるのが「Newsweek」「TIME」「Financial Times」あたりでしょう。
もしあなたがすでにこの辺りを日常的に読まれているのであれば、とても素晴らしいことであり、単純に尊敬します。
というのも、これらを読むのはとても難しいからです。
単純な英語力以外に、以下のスキル・知識が求められます。
- 独特の短縮表現を理解できる(見出しなど)
- 英語の慣用表現に詳しい
- その記事の話題について、背景となる知識を持っている
- 知らない固有名詞が出てきても、何を指しているのか戸惑わない(人名、地名、企業名、組織名、星の名前、など)
将来的にはともかく、はじめは、もっと簡単なところからスタートすべきでしょう。
子ども向けのフィクションもけっこう難しい
これ、トライして挫折した方も多いのではないでしょうか?
読んでみていただければわかりますが、この手の本もけっこう難しいです。
たとえ子ども向けであっても、やっぱり文学ですので、日常的にはあまり使われない単語や表現がよく出てきます。
文学で「凝った表現」や「気の利いた表現」が用いられるのは、洋の東西を問いません。
さらに、書かれた年代が古いと、古い表現もしばしば出てきます。
そして、難しいわりに、あまりおもしろくありません。
いや・・・その・・・、もしあなたに子どものような純真さがあれば、楽しめるのかもしれません。
ですが、私のようなスレた大人には無理です...
とはいえ、いろいろと手を出してみるのはいいことですので、もしあなたが何かトライしてみたいということであれば、こちらの本をお薦めします。
Puffin
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小学生(だったと思います)の男の子が書いた日記という設定で、日常の出来事やいたずらの話が、やや斜に構えた目線で書かれています。
また、「スヌーピー」(マンガのタイトルは「PEANUTS」ですが)は、「まだガッツリ本を読むのは自信がないので、優しいものから入りたい」という方にはお薦めです。
比較的簡単な英語で文章も短いわりに、話にメリハリやオチがありますので、きっと楽しく読めるはずです。
一例としてこちらを挙げておきますが(安いので)、ほかにもたくさん出ておりますので、興味があればご自身で探してみてください。
なぜビジネス書がいいのか
【理由①】読んでいておもしろく、普通に勉強になる
慣れない英語でがんばって読もうとする以上、おもしろくないものを読むのはやっぱり辛いです。
多読は「継続」しなければなりませんが、辛いことはなかなか続けられません。
その点、ビジネス書や自己啓発書は、自分の興味に沿うものを選べば楽しく読むことができますし、普通に勉強にもなります。
【理由②】表現や言葉がわかりやすい
ビジネス書の表現が、文学などに比べてわかりやすくなるのは、英語の本でも同じです。
何より、ビジネス書では同じ話が何度も繰り返されるため、英語を勉強中の身にはとても助かります。
(ビジネス書では、「言いたいこと → 実例や体験談 → 言いたいことの言い直し」というような構成になっていることがよくあります)
これ、日本語で読んでいると、「同じこと何度も書いているだけじゃん」「ポイント絞ったら10分の1ぐらいにならない?」なんて思ったことありません?
英語の場合は、このようになっているおかげで、単語や文章に理解できないところがあっても、前後を読めば何が言いたいのかはだいたいわかるため、読んだあとに「わかった感」が得られます。
多読の場合は、全部をきちんと理解する必要なんてなく、「要するに何が書かれているのか」さえ掴めれば十分です。
「同じことを繰り返しているな」と感じたら飛ばし読みをしたってかまいませんし、むしろ読書スピードを磨けますよ。
【理由③】意外と表現の幅が広い
ビジネス書に出てくる表現の幅は意外に広いため、実践的な表現を思いの外幅広く学べます。
(もちろん、文学的な凝った表現にはめったに出会いませんが)
たとえば、「上司とこんな会話してたりしない?」というような文脈で実際の会話の例が出ていたりして、参考になることがあります。
いくつか具体的にご紹介
以下、ご参考程度に、私が読んだことのあるものをご紹介しておきます。
もちろんほかにもいろいろな本が出版されておりますが、もしあなたがこれからトライされるのであれば、「すでに日本語版が出ていて、しかもベストセラーになっているもの」から手をつけてみるのがいいでしょう。
7つの習慣 ※日本語版タイトル
有名な「7つの習慣」の英語版です。
読まれたことがある方も多いと思いますが、もし「あまり覚えていないなぁ」というような場合には、この機に英語版で再読してみてはいかがでしょうか?
自分の小さな「箱」から脱出する方法 ※日本語版タイトル
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こちらは「7つの習慣」ほどメジャーではありませんが、日本語版もけっこう売れたものです。
内容は「7つの習慣」と被るところがあるのですが、こちらは全体に小説仕立てになっていますので、違った読書を楽しめます。
プラットフォーム革命 ※日本語版タイトル
St Martins Pr (2016-05-31)
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こちらは、上記2冊に比べればベストセラーとは言い難く、私の趣味嗜好が多分に反映されたセレクトですが。
「こういう本もありますよ」という程度のご紹介ですので、みなさまも、ぜひご自身のご興味のある領域の本を探してみてください。
以上、長い記事になりましたが、みなさまのお役に立てることがありましたら幸いです。
英語の多読はKindleで
あなたは普段、電子書籍で英語の本を読まれていますか?
「そうだね、よく読むよ」という方は、この先を読まれてもあまり役に立たないかもしれませんので、ここで立ち去っていただいた方がいいかもしれません...
「うーん、電子書籍かぁ...あんまりピンと来ないんだよなぁ」という方は、ぜひ今しばらくお付き合いください!
「たまに読むけどそんなには...」という方にも、きっとお役に立てるところがありますので、このままお付き合いをお願いします。
なぜ「多読」?
電子書籍のお話の前に、英語の「多読」について。
いまこの記事をお読みいただいている方の多くは、英語の勉強中であったり、「もっと英語ができるようになりたい!」と思われていたりする方でしょう。
そのような方にとっては、英語の多読はほとんど必須と言ってよく、避けては通れません。
なぜかと申しますと、自然なスピードで話せて、聞けて、書けて、読めるようになるには、英語を感覚的に身につける必要があり、そのためには英語漬けになる必要があるからです。
ただし、一点ご注意いただきたいのは、英語漬けになる「必要がある」という点で、けっして「英語漬けになっているだけで十分」ということではありません。
レベルに応じて個別にレッスンを受けるなど、ほかの努力も必要です。
また、ポイントは「英語漬け」になることですので、必ずしも多読でなくてもかまいません。
たとえばあなたが「海外の英語のドラマが大好きで、繰り返し見ているうちにだいたいセリフを覚えちゃった」という方であったり、「何年も仕事で英語漬けになっている」という方であれば、改めて「多読するぞ!」などと意気込まなくても大丈夫でしょう。
ですが、多くの方はそんなことはなく、なかなか英語力が伸びなくて、もどかしく感じられていたりするのではないでしょうか?
もしそうであれば、ぜひ私と一緒にたくさん英語を読みましょう。
「最近読むスピードが上がってきたかも」って思えたときの喜びを、ぜひ多くの人にも感じていただきたいと思っております。
多読には「Kindle」を
先にお断りしておきますと、数ある電子書籍の中で私が「Kindle」(ちなみに「キンドル」と読みます)を選んだのは、それしか使ったことがないからです。
そのため、「楽天Kobo」などでもダメなことはないと思うのですが、ここでの目的は英語の本を読むことですので、品揃えを考えるとKindleが無難でしょう。
Kindleにはいくつかの専用端末がある
Kindleのことをご存じない方にご説明しておきますと、まず、KIndleには専用端末が何種類かあります。
(後述しますが、専用端末の購入は必須ではありません)
ですが、今は「英語の本を読む」ことが目的ですので、購入されるのであれば「Kindle Paperwhite」で問題ないでしょう。
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なぜKindleがいいのか?
繰り返しになりますが、私はKindle以外の電子書籍は使ったことがありませんので、以下の機能やサービスがほかの電子書籍にあるのかどうかはわかりません。
本記事は各電子書籍を比較した上でのものではありませんが、何卒ご理解いただきたいと思います。
【メリット①】辞書がある
何といっても、このメリットが一番です。
使われたことがない方はぜひ一度使ってみていただきたいのですが、単語をロングタップ(長押し)するだけで、単語の意味がパッと表示されます。
使いはじめたころは、本当に感動しました。
自分が受験生のときにこれが欲しかった・・・と。
さらに、辞書はいくつか用意されていて、英和辞典だけでなく英英辞典を選ぶこともできます。
多読とは関係ない話ですが、普段英和辞典しか使われていない方は、少しずつ英英辞典を使うようにしていくといいですよ。
【メリット②】アプリがある
Kindleには、専用端末以外に、各種スマートフォンやタブレット、パソコン向けのアプリもあります。
ダウンロードはこちらから(各ストアからも入手できます)。
なぜアプリがあるのがいいのかと言いますと、同じ本を全ての端末で読むことができ、しかも全ての端末で同期されるからです。
(専用端末を買わなくても済むという話もありますが)
「同期」されるのは次の2点です。
- どこまで読んだか
- ハイライト(マーカーで印をつけるイメージ)をつけた箇所
ちなみに私は専用端末、パソコンアプリ、スマートフォンアプリの3つを使っていて、「夜寝る前にベッドの中で読むときは専用端末」「机に座ってじっくり読むときはパソコンアプリ」「スキマ時間に読むときはスマートフォンアプリ」のように使い分けたりしています。
【メリット③】どこにいても本が買える
ネットにつながりさえすれば、どこにいても簡単に本を購入できるというのは、実に素晴らしいことだと思います。
私は、海外留学中にもよくKindleで購入しておりました。
マンガの方が多かったかもしれませんが...
【メリット④】軽いしかさばらない
「Kindle Paperwhite」はとても軽く、使っていて不便を感じたことはありません。
(ハードカバーの本の方がよほど不便)
アプリであれば、自分の使い慣れたスマートフォンにダウンロードするだけですし。
英語の本、特にペーパーバックはどうしても分厚くなりがちですので、紙の本だと持ち歩くのがおっくうになり、なかなか先に進まなかったりしませんか?
多読にはスキマ時間の有効活用も大切ですので、ぜひ電子書籍のいいところを活かしましょう。
【メリット⑤】読み放題サービスがある
Kindleには、月額980円で一部の本が読み放題になる「Kindle Unlimited」というサービスもあります。
対象となるのはごく一部の本だけなのですが、それでもなかなかの蔵書量です。
もしあなたが「英語で本を読もうと思うんだけど、何を読んだらいいのかわからないんだよなぁ」などと悩まれている場合には、「Kindle Unlimited」でいろいろと手を出してみてはいかがでしょうか?
一冊だけ、お勧めの本を挙げておきます。
「For Intermediate」(中級者向け)とありますが、そんなに難しくはありません。
各ストーリーが短いため、「一つのストーリーを読みきった」達成感を簡単に何度も味わえます(笑)
思ったより長々と書いてしまいました。
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
一緒に多読をがんばって、英語を使いこなせるようになりましょう!
イケハヤ本から学んだ「読まれないブログ」
私は今年(2018年)の元旦からこのブログをはじめたのですが、3ヶ月で34本という更新頻度の低さもあり、まあ読んでもらえません。
プロブロガーを目指しているわけではないものの、自分なりに価値がある(誰かには)と思っている情報を届けたくてはじめましたので、やっぱり読まれたい。
(そして、できればお小遣いぐらい稼ぎたい...)
そこで、こちらの本を読んでみました。
ブロガーとして有名な「イケダハヤト」さんが、少し前に書かれた本です。
とんがった物言いをされることが多いため、アンチも多いイケハヤさんですが、こちらの本は全然トゲトゲしていませんでした。
そして、この本を読んで、自分がいかに読まれないブログを書いていたかがわかりました。
本当は「どうしたら読まれるブログを書けるか」が書ければいいのでしょうが、残念ながらそこまでのことは書けません。
ですが、「何がNGか」についてはいろいろと学びがありましたので、上記の本から引用しつつ、私なりに考えたことを記していきます。
言い切れないことに言う価値はない
断定するのは、最初は怖いかもしれませんが、試しに、書いた文章から「〜だと思います」「〜な気がします」「〜かもしれません」という弱気ワードを削ってみて下さい。パンチの効いたスッキリとしたいい文章になるはずです。
あなたの言いたいことは思ったほど伝わらない。表現はちょっと強めくらいでちょうどいいのです。心からそう思うのなら、言い切っちゃいましょう。言い切れないようなことは、言う価値もありません。
これは刺さりました。
いままでどれだけ「〜と思います」「〜かもしれません」を多用してきたことか...
そりゃそうですよね、私が何らかの権威とかなら別ですが、どこの馬の骨ともわからない奴があいまいな言い方をしている情報なんて、誰が欲しがるのかって話です。
もちろん、裏の取れていない情報や根拠のない話をむやみに断定調で書くのは論外ですが、何者でもない自分が書いている以上、言い切るだけの「覚悟」(と最低限の根拠)がなければ何も伝えられませんよね。
本心を語ることの誠実さ
臆することなく言いたいことを言うというのは、自他に対する「誠実さ」を貫く生き方ともいえるでしょう。
本当はこの前後も引用したいのですが、長くなってしまうため、私なりにまとめますと、
「誰かを傷つける可能性があっても、本当にそう思っているのであれば、言いたいことを言うことこそが、自分に対しても他人に対しても誠実な態度である」
ということです。
もしこれがFacebookであれば、必ずしもそうだとは思いません。
友人や知人を、こちらの都合である日突然斬りつけることもないでしょう。
ですが、ブログでは、それでは誰にも届きません。
たとえ誰かを傷つけるかもしれなくても、自分に対する「誠実さ」から出たものであれば、きっとほかの誰かの役に立つ情報になるはずです。
まずサビ、そしてワンテーマ
悠長に起承転結している場合ではありません。まず、結論。まず、サビ。これを意識しておくことです。
基本的に「ひとつの記事ではひとつのテーマ」という原則にもとづき、文章を執筆すべきです。
いずれも、仕事の世界でもよく聞く話ではありますが、これまでの自分のブログではあまりできていなかったなと。
言われてみれば当たり前の話で、ググったか何かしてたまたま辿りついた赤の他人の文章なんて、誰もじっくり読み込もうとはしませんよね。
シンプルでわかりやすく、しかも読む価値がある文章でなければなりません。
難しいですね...
ブログを通じて自分を再発見・再構築する
ブログを用いた自己表現というのは、「希薄になった自分の濃度を高める作業」です。
ブログを書き、まずは自分が「すぐに賢者の皮をかぶろうとする、へっぴり腰の臆病者」であることに気づきましょう。そして、その臆病と戦い、希薄になった自分を取り戻していきましょう。
ブログを書くことの目的は、自分のなかの「わがまま」に火をつける、といってもいいでしょう。ぼくたちはもっと自分のなかに潜む「わがまま」に許しを与えてあげるべきです。
よく「日本人は自己主張が苦手だが、欧米人は〜」みたいな話を見かけますが、私が留学生活で触れてきた範囲で言えば、そんなに大きな違いは感じませんでした。
むしろ、「人間なんてそんなに変わらない」と思うか、「人種よりも一人ひとりの個性の差の方が大きい」と思うことの方が多かったです。
ただ、そもそも確かな自分というものがなければ、それを伝えることもできませんし、相手に理解してもらうこともできません。
この「確かな自分」というのがなかなか難しいところで、「世間的な模範解答」の下に、本当の自分の考えが埋もれてしまっている人が少なくないのではないでしょうか。
ブログを通じて自分を再発見・再構築していくことで、ほかの人にとって読むに値する考えを発信していけるようになる、そう信じてこれからもブログを書いていきます。
シドニー留学 - 普段の買い物や食事など
今回も、前回に引き続きシドニーのことを書こうと思います。
これまでの記事は、こちらをご覧ください。
物価が高い
先進国の主要都市はどこも同じようなものかもしれませんが、オーストラリア、とりわけシドニーも、ご多分に漏れず物価は高いです。
たとえば600mlのミネラルウォーターが、コンビニで4豪ドルとかで売られていたりします。
(「600ml」という値が半端に見えるかもしれませんが、オーストラリアの小さいペットボトルの標準サイズです)
私が留学していた当時(2017年8月〜11月)は1豪ドル=90円ぐらいでしたので、小さいサイズのミネラルウォーターが、なんと360円で売られていたわけです。
まあ、これはやや極端な例であり、安いスーパーに行けば、6本パックが3豪ドルで売られていたりもしましたが。
当時のレートで1本45円程度でしたので、けっこうリーズナブルですよね。
ただ、スーパーで安く売られていることを知らないうちは、雑貨屋で1本2豪ドルとかで買っていて、「コンビニより安いじゃん!」なんて思っていたのですが...
前回の記事(シドニー留学 - 多様性を肌で感じられる街)で、よくフードコートで食事をしていたという話を書きましたが、そのときの1食の値段は、だいたい9豪ドルから12豪ドルぐらいでした。
1豪ドル=90円で計算すると、810円から1080円程度ということになりますので、安いチェーン店やお弁当を除けば、日本のオフィス街でのランチとあまり変わりはありません。
ただし、チェーン店やお弁当のような安い選択肢が日本ほど充実していないため、平均的に高めになってしまいます。
日本のお店がある
「日本のお店」というのは、具体的には「ユニクロ」「無印良品」「ダイソー」などのことです。
シドニーではこれらのお店が街の中心部にあり、私が通っていた学校から近かったこともあって、よく利用していました。
留学のように現地である程度の期間を過ごす場合は、どうしても現地で追加で買うものが出てきますので、このように馴染みのお店があるのはとてもありがたいものです。
ちなみに、セブ島にもこれらのお店はありましたが(無印良品は、ちょうど私の滞在期間中に撤退したようでしたが)、大きなショッピングモールに入っていてタクシーで行かなければいけないところにあったため、シドニーのように普段の生活圏にあるのは非常に便利でした。
ただ、「ユニクロ」に関しては、日本よりも若干サイズが大きかったので、もし今後お買い物をされる方はご注意ください。
私の場合で言えば、同じ「M」サイズで、以下のような違いがありました。
日本のもの | ⇒ だいたいぴったり |
オーストラリアのもの | ⇒ 少し余裕あり |
また、私は買い物をしたことはなかったのですが、「紀伊国屋書店」もシドニーに進出していて、日本の書籍も買うことができました。
もちろん、日本で買うよりは高くなってしまいますが。
※私の滞在中に発売された「3月のライオン」の当時の最新刊。
486円(税抜)⇒11.75豪ドル(約1000円)でしたので、がまんしました...
※もしご興味があれば、「3月のライオン」の1巻はこちらからどうぞ。
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お店が閉まるのが早い
シドニーでは全体にお店が閉まる時間が早く、ときどき不便なこともありました。
一番驚いたのは、街の中心部にあるデパートの地下のフードコートが、夜7時で閉まっていたことです。
「夜7時ってまだまだ書き入れ時じゃないの?!」って感じで...
もちろん遅くまで営業しているお店や24時間営業のお店もありますが、全体的には東京よりも早く街が眠ってしまいます。
なんでも、オーストラリアでは法律で最低賃金が高めに設定されているため、お店側は人件費を抑制すべく営業時間を絞っているという側面もあるのだそうです。
(単純に、長時間労働や夜の労働を好まない側面もあると思いますが)
両替はキャッシングが便利
以前にこちらの記事(マルタ留学 - 留学生活のあれこれ(両替・ネット環境))にも書きましたが、私が調べた範囲では、海外での両替はキャッシングがお得なようです。
(違っていても一切の責任は負えませんので、ご理解ください)
私はキャッシング枠を設定したVISAのカード(マルイのエポスカード)を使っていましたが、銀行のATMは街の至るところにあり、私が見た限りではキャッシングで利用できないATMはありませんでした。
わりと現金払い
最近「海外では現金払いは減っていて日本は遅れている」という話をよく見かけるようになりましたが、少なくとも私が留学していたころ(2017年8月〜11月)のシドニーは、どちらかと言えば現金払いが主流でした。
ほとんどのお店でクレジットカードも使えたのですが、飲食店などで単価が少額の場合は手数料を取られることも多く、そのようなお店ではあまりカードは使われていませんでした。
(私たちの場合は、カードで払えば両替手数料がかからなくなるため、一概に損だとも言えませんが)
今回はここまでで。
次回もシドニーの話を書くつもりです。
シドニー留学 - 多様性を肌で感じられる街
今回も、シドニーがどのようなところかを書こうと思います。
過去の記事は、こちらをご覧ください。
まさに多国籍
私が、セブ島とマルタの次の留学先にオーストラリアを選んだ一番の理由は、
「次はネイティブの国に行きたい。日常的に英語に囲まれて暮らすことが、英語力の向上につながるのではないか」
と期待していたからでした。
セブ島やマルタでも、ほとんどのお店やタクシーで英語が通じますし、日常的に英語が耳に入ってくる環境ではあったのですが、一方で、現地の言葉や何語かわからない言葉もよく耳にしておりました。
(スペイン語やイタリア語が多かったのかもしれませんが、私には判別できません...)
しかし、実際にシドニーに行ってみると、実に様々な国や地域から来た人がおり、英語以外の言葉もよく耳に入ってきました。
ですので、当てが外れた側面もあったのですが、結果的には、多様な人・文化に触れられたことで、個人的には以前よりオープンな人間になれたように思います。
よって、もしあなたがシドニー留学を検討されていて、以前の私と同じような期待を持たれていたらご注意いただきたいのですが、完全な英語漬けになれないことのデメリットよりも、多様であることのメリットの方がはるかに大きいと思いますので、むしろプラスに捉えていただけたらと思います。
昔はイギリスの流刑地だった
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、オーストラリアの人種的多様性には、もともとはイギリスの流刑地だったという歴史的背景もあります。
「島流し」ならぬ「大陸流し」(オーストラリアは島ではなく大陸です)をしていたなんて、さすが大英帝国ですよね。
ただし、決して囚人だけがオーストラリアに移り住んだわけではなく、普通の入植者の方が数は多かったそうですが。
ちなみに、オーストラリアにはもともと「アボリジニー」と呼ばれている人たちが住んでいたわけですが、この「アボリジニー」という言葉は、もとは「原住民」を表す普通名詞だったそうです。
アジア人の中では中国人が多い
これはもう、現在の中国のパワーを感じずにはいられないものがありました。
見た目にはあまり区別のつかない(少なくとも私にとっては)日本人、中国人、台湾人、韓国人のうち、街で見かける人の8〜9割(私の肌感覚ですが)は中国人というような状態でした。
聞こえてきた言葉で判別していただけですので、一部は台湾人もいたのでしょうが、まあほとんどは中国人だったのだと思います。
ちなみに、日本のニュースサイトを見ていると、「中国人のオーストラリアの大学などでの振る舞いが問題になっている」みたいなニュースを見かけることがありますが、少なくとも私は気になったことはありませんでした。
飲食店も多国籍
シドニー留学中はフードコートで食事をすることが多く(ホームステイ先を除いて)、いろいろなところに行きました。
シドニーでは、東京の都心部に比べて、デパートや複合施設の中にフードコートが入っていることが多く、逆にレストラン街のようなものはあまりありません。
フードコートにはいろいろな国の飲食店が入っており、たいていは次のような料理が一通り揃っています。
- ハンバーガー
- サンドイッチ(というかほぼサブウェイ)
- ピザ
- 寿司(つくり置きのテイクアウト)
- ラーメン(日本の)
- その他和食(丼ものなど)
- 中華料理
- タイ料理
- ベトナム料理(フォーなど)
- インド料理(カレーなど)
- メキシコ料理(タコス、ブリトーなど)
- トルコ料理(ケバブなど)
- ジェラート
「サブウェイ」だけ具体的なお店の名前を挙げましたが、シドニーには、本当に至るところにサブウェイがあります。
なお、「オーストラリア料理」というものはないわけでもないようなのですが、私はオーストラリア料理のお店には出会いませんでした。
多国籍とはあまり関係ありませんが、オーストラリアでは、「バーガーキング」 は「HUNGRY JACK'S」という名前になっておりました。
(アメリカから入ってきていますので、多国籍に関係なくもないですかね?)
「バーガーキング」がオーストラリアに入ってきたときに、すでに同名の商標が使われていたため、このような名前になったそうです。
「バーガーの王様」から「腹ペコジャック」というのは、ずいぶんな格下げですよね(笑)
※「腹ペコジャック」のワッパーの広告。
今回はここまでで。
次回もシドニーの話を書こうと思います。
シドニー留学 - 街並みや交通機関について
今回も、前回の記事(シドニー留学 - どんなところか?(地理・気候))に引き続きシドニーのことを書こうと思います。
海の近くの美しい都市
「美しい」というのは主観的な言葉ではありますが、実際、私は景色の美しさに日々心を洗われておりました。
これは、私が行っていた時期(冬の終わり〜春先ごろ)がよかったというのもあるかもしれませんが。
シドニーは海沿いにつくられた都市であり、海のすぐそばに高層ビルが林立しているため、人によっては文明臭が鼻につくかもしれませんが、私にはとても美しく見えました。
大したものではありませんが、私が海のそばで撮った写真を載せておきます。
※この写真でどこまで伝わるかわかりませんが、雄大な景色でした。
※入り江(川ではありません)の反対側から撮ったもの。
もちろん、日本にも横浜など海のそばの美しい街はたくさんありますし、シドニーの方が上だと言うつもりはありませんが、海外生活を快適に過ごせる環境でした。
交通機関が幅広く充実している
- バス
- 電車/地下鉄 ※街中のみ地下に入る。
- ライトレール(路面電車)
- フェリー
ライトレールとフェリーがあるというのは、海外の港町ならではでしょう。
これらはすべて、「Opal card」というSuicaのようなカードで利用することができます。
都度現金で利用することもできますが、割高になるため、短期の旅行者以外はほぼ「Opal card」を使っていました。
ホームステイの場合、たいていは中心部から離れたところになりますが、その場合はバス通学になることが多いと思います。
遠いところの場合は、毎日片道1時間以上バスに乗ることもありますので、その通学時間をできるだけ有効に活用したいところです。
ただし、バスに慣れていない場合には、乗車中にテキストや本を読むのはなかなか辛いものがあります。
(シドニーは坂が多く道も曲がりくねっていることが多いため、車内はけっこう揺れます)
そう考えると、できることはリスニングぐらいになってしまいますが(私はたいていリスニング教材を聞き流していました)、留学する前に、その辺りも考えて持ち物などの準備をしておいた方がいいでしょう。
自転車やスケボー利用者が多い
シドニーでは、自転車やスケートボードの利用者をよく見かけました。
自転車といっても、ママチャリのようなものはあまり見かけず、ロードバイクがほとんどです。
また、下の写真のような自転車専用道路&信号もあちこちで見かけました。
※自転車専用道路(緑色の道)と信号。
興味深かったのが、電動スケートボードを利用している人がちらほらいたことです。
上の自転車専用道路を走っている人もいました。
(電動スケートボードというのは、リモコンでアクセル&ブレーキの操作ができる自走式のスケートボードのことです)
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この手のものは日本では公道の走行を認められておりませんので、シドニーではどうなのか調べたところ、「日中のみ」などの条件付きで、公道を走ってもOKとなっておりました。
日本では「セグウェイ」でさえ公道走行がほとんど認められていないことを考えると、ずいぶんな差だと思いませんか?
今後自動車の自動運転などで、日本がどんどん遅れていくのではないかと不安になりました。
ともあれ、日本にはない先進的な事例に触れられるというのも、シドニー留学のメリットの一つだと思います。
今回はここまでで。
次回もシドニーについて書こうと思います。