マルタ留学 - ESE②(コース・レベル分け)
今回は、「ESE Malta」のコースとレベル分けについて書きたいと思います。
ESEについては、こちらの記事(マルタ留学 - ESE①(学校や寮のこと))もご覧ください。
コース
詳細は学校のホームページなどでご確認いただきたいと思いますが、主なコースは以下のとおりです。
(私独自の分け方であり、ホームページとは若干書き方を変えています)
- 一般英語コース
- ビジネス英語コース
- アカデミックコース
ほかに、50歳以上のシニア向けのコースもあるようですが、50歳以上の方が一般英語コースなどに入れないわけではありません(たぶん)。
また、中高生やもっと小さい子どもたち向けのクラスもあり、場合によってはまあまあ騒がしいこともありました...
私は一般英語コースを選んだのですが、一般英語コースもさらに以下のように分かれており、下に行くほど授業料が高くなります。
- 午前のみ(3時間のグループレッスン × 週5日)
- 午前・午後(4.5時間のグループレッスン × 週5日)
- 午前・午後(3時間のグループレッスンと1.5時間のマンツーマンレッスン × 週5日)
私は2つめのコースにしたため、マンツーマンレッスンは受けていないのですが、さすがにセブ島とは異なり、マンツーマンレッスンはそれなりのお値段になっておりました。
ちなみに、上に書いたとおり私は一般英語コースだったのですが、午後のグループレッスンはアカデミックコースの人たちと同じクラスだったこともありました。
一般英語/ビジネス英語/アカデミックでキチッと分かれるのは午前だけで、午後のグループレッスンは、そのときの人数次第で一緒にされることもあるようです。
レベル分け
レベル分けについて、学校のホームページには記載が見当たらなかったのですが、留学代理店のサイトを見たところ、8段階に分かれているそうです。
(個人的には「そんなに分かれていたの?」という印象なのですが)
おそらくは、「CEFR」という世界的な基準をもとに、独自に手を加えたレベル分けなんだと思います。
(CEFRは6段階しかないため)
参考までに、CEFRのレベルを記載しておきます。
- A1 - Beginner(初心者)
- A2 - Elementary(初級者)
- B1 - Intermediate(中級者)
- B2 - Upper-Intermediate(準上級者)
- C1 - Advanced(上級者)
- C2 - Proficiency(熟練者)
レベル分けは、事前のオンラインテストと、初日の朝のインタビューにより決まります。
オンラインテストは、文法知識と語彙力の確認がメインで、30分もあれば終わる簡単なものだったと思います(リスニングはなし)。
インタビューも10分程度の簡単なもので、集合形式の全体説明のあと個別に呼ばれ、インタビュアー(たぶん講師の方)と一対一で英語を勉強している動機などを聞かれて答える、というものでした(もちろん英語で)。
このインタビューで聞く力と話す力を試されるわけですが、インタビュアーは優しく話を聞いてくれる感じであったため、比較的落ち着いて話をすることができました。
今回はここまでで。
ESEについては、こちらの記事もご覧ください。
マルタ留学 - ESE①(学校や寮のこと)
今回から、私がマルタに留学したときに通った「ESE Malta」という学校について、具体的に書いていこうと思います。
マルタ留学についての過去の記事は、こちらをご覧ください。
どんな学校か?
正直ちょっとチャラい
・・・と書きましたが、これは私が中年の日本人だからというのもあるとは思います。
そもそもマルタはヨーロッパのリゾート地で、ざっくり言えば、日本人にとっての沖縄のようなところです。
(気候が温暖で海がきれいなところとか)
そのような場所で、若いヨーロッパ人やラテン系の人たちがおとなしく英語の勉強だけをする・・・わけがないですよねぇ。
具体的にどんなところがチャラいかと言いますと、たとえば、歓迎会の集合時間が夜9時(確か)で、会場が学校の近くのバーでした。
「バー」という言葉が適切かわかりませんが、単にお酒が飲めるというだけではなく、音楽がガンガンに流れていて、お立ち台の上で踊っている人もいるようなお店です。
私も参加するにはしたのですが、そのような環境でヨーロッパやラテンから来た留学生たちに積極的に話しかける勇気もなく、早々に退散しました...
※バーでの歓迎会。
右側にちゃんと学校の旗(?)が掲げられています。
ほかにも、学校の公式のパンフレットに、「ビキニはビーチで着るもので、教室で着るものではありません」なんて書いてあったところとか...
実際に学校で水着姿の人を見かけることはありませんでしたが、学校の近くにビーチがあったこともあり、街中ではちらほら見かけました。
また、水着ではないものの、夏場だったこともあってみなさんけっこうな薄着でした。
とくに、日本ではほとんど見かけないような短さの短パンを履いている男性も多く、「さすが...おれには無理...」などと感心しておりました。
日本人スタッフがいる(少なくとも当時は)
学校のサイトを見てもわからなかったため、今もいらっしゃるかは不明なのですが、私が留学していた当時(2017年6〜7月)は、日本人スタッフが1名(女性)いらっしゃいました。
実際にお世話になったことはほとんどなかったのですが、いらっしゃるというだけでやっぱり安心感はあります。
長期滞在でビザの手続きが必要な人たちは、そのためのアドバイスをもらっていたりもしていました。
学校主催のイベントがある
これはほとんどの学校(マルタに限らず)でやっていることだと思いますが、平日の午後や週末に、学校主催のイベントがしばしば開催されておりました。
基本的には有料だったと思いますが、入学時に無料チケットをもらえるものもありました。
イベントの種類は様々でしたが、多かったのは観光地ツアーです。
私も2回ほど参加しましたが、そのときのことは別の機会に書きたいと思います。
宿泊施設(寮)について
宿泊施設にはいくつか選択肢があり、私は学校の建物の上の階(4階か5階だったと思います)にある部屋に滞在しておりました。
下の写真のとおり、ホテルのようなきれいな部屋で、平日のみですが、ルームクリーニングも毎日入っていました。
別の記事(マルタ留学 - マルタでの生活(食事・電気・洗濯))に書いたとおり、洗濯だけは「どうするのが正解だったの?」という感じだったのですが、そもそも1〜2週間の短期滞在しか想定していないのかもしれません。
※私が滞在した部屋。
この部屋は朝食(ビュッフェ形式)がセットになっていたのですが、日本人の感覚では、「もうちょっとどうにかならないかなぁ」という感じでした。
味は悪くはなかったのですが、野菜や果物がほぼゼロで、下の写真に写っているもの以外では、ゆで卵とジュースがあったぐらいです。
この食へのこだわりのなさは、さすがイギリス連邦といったところなんでしょう。
※朝食の風景。
外での朝食は気持ちよかったですよ。
あと、学校は繁華街から少し離れてはいるのですが、周りにも何軒かバー(というか飲み屋というか)があり、夜中まで(午前0時以降)騒がしいこともしばしばでした。
私はそういうのはあまり気にならないのですが、そうでない人にはしんどいかもしれません。
宿泊施設は、ほかに
- 寮
- ホームステイ
- ホテル
などの選択肢があります。
寮はいくつかあるようでしたが、私が知っているのは1ヶ所だけで、学校から少し離れたところにありました。
離れたと言っても徒歩で2〜30分程度であり、距離と時間だけを見れば普通だと思いますが(私のシドニーのホームステイ先はもっと遠かった)、夏のマルタで日に焼かれながら歩いて通うのはけっこう大変そうでした。
今回はここまでで。
ESEについては、こちらの記事もご覧ください。
マルタ留学 - 学校選び
今回は、マルタ留学の学校選びについて書こうと思います。
過去の記事はこちらをご覧ください。
「学校選びについて書く」などと偉そうに書きましたが、正直に申し上げますと、マルタ留学はノリと勢いで決めたところがあり、そんなに吟味して学校を選んだわけではありません。
ただ、留学前の私のように、ほとんどの人はマルタなんて縁もゆかりもないのではないかと思います。
そのような状態で、事前の情報収集にあまり力を入れたところで、けっきょくは行ってみないとわからないことばかりだと考え、大手の無難そうなところから選ぶことにしました。
もし今あなたが海外留学を検討されていて、実際に行くかどうかや、どこに行くかで迷われているのだとしたら、あまり考えすぎずに思い切って飛び込んでみる、というのも一つの考え方だと思います。
(その結果に対して一切責任は負えませんが...)
留学代理店の利用
留学を検討するに当たって、何だかんだと言ってもやっぱり頼りになるのが留学代理店です。
(不満に感じるところもありますが)
私は「SHCのマルタ留学ドットコム」にお世話になりました。
ただ、こちらの代理店は、旅行代理店のH.I.S.と密に提携していて、はじめの説明会以外は、基本的にはH.I.S.の担当者の方としかやり取りはしませんでした。
留学の手続きも、H.I.S.の海外留学用パッケージを購入する形でした。
以前の記事(マルタ留学 - マルタでの生活)で書きました、洗濯に関する情報が不確かだった点を除けば、特に不備はなかったものの、途中で(わりと早い段階で)大手旅行代理店にバトンタッチしてスーッとフェードアウトしていったのが、若干ひっかかっていたりはします。
主な語学学校
繰り返しになりますが、実際には「主な語学学校」などと偉そうなことを書けるほど各学校について詳しく知っているわけではありませんので、自分が行った学校を中心に簡単にご紹介するだけに留めたいと思います。
ESE Malta
こちらが私が留学した学校です。
※学校の建物。
※建物の内部の写真。
いかにも欧米系の学校の建物といった感じですよね。
こちらの学校に、2017年6月上旬から7月上旬までの4週間ほど留学しておりました。
「SHCのマルタ留学ドットコム」のパンフレットで、次に挙げる「EC Malta」と並んで最大手の学校の一つとして紹介されており(今は変わっているかもしれませんが)、実際に行ってみても無難な選択ができたと思っております。
人伝てではありますが、もっとマイナーな学校を選んだ日本人留学生の人が、「ESEに行けばよかった」とぼやいていたと聞いたことがありますし、学校選びで変に攻めなくて正解でした。
EC Malta
ESEと異なり、こちらはアメリカやイギリスなどにもある学校のマルタ校になります。
下記のとおり、日本語のサイトも用意されています。
建物や留学生たちを外から眺めたことがあるだけですが、こちらもきちんとしてそうな印象を受けました。
学校近くのビーチに、学校の施設と思われるプールもありましたし、留学半分バカンス半分(否定的な意味ではないですよ)という人には最高なんじゃないかなと。
(利用しなかったので確かではありませんが、ESEにもプールか何かの施設はありました)
EF Malta
こちらも、ECと同じくグローバル展開している学校のマルタ校です。
やはり日本語のサイトがあります。
こちらも、学校の建物はしっかりとしており、やはり学校の施設らしきプールも見かけました。
あえて言うなら、ESEもECも繁華街に近いところにあるのですが、EFはさらに近いところにありますので、パーティー好きならいいのでしょうが、そうでない人にはしんどいかもしれませんね。
今回はここまでで。
ESEについては、今後詳しく書いていくつもりです。
マルタ留学 - 留学生活のあれこれ(両替・ネット環境)
今回も、引き続きマルタ留学について書きたいと思います。
過去の記事はこちらをご覧ください。
両替
これは私のマルタ留学における最大の失敗の一つです、というか一番の失敗かもしれません。
それまで海外経験がほとんどなかった私は、何も考えず、セブ島に留学していたときと同じように「日本円を持っていき、必要になったら現地で両替する」という選択をしてしまいました。
セブ島の場合は、
- 現地でも日本円が強い
- ATMやクレジットカードの利用に不安がある
といった背景があるために、私に限らず留学生仲間の多くも現地で日本円をフィリピンペソに替えていました。
(フィリピンは日々発展していますので、上記のような不安は少しずつ減っているとは思います)
しかし、マルタの場合は、現地で日本円のニーズがほとんどなく、ユーロの方がはるかに強いため、日本円の両替はとても高い手数料を取られます。
日本の空港での両替もけっこうな手数料を取られますが、現地での手数料はさらに高いものでした。
その後いろいろ調べてみたのですが、このような場合は、クレジットカードでのキャッシングが一番いいみたいです。
私はキャッシングの準備をしていなかったため、現地で実際に試すことはできなかったのですが、銀行・ATMはそれなりにありましたので、おそらく問題ないと思います。
(その後のシドニー留学では、キャッシングを利用していました)
あと、両替手数料とは関係ありませんが、はじめて銀行に行ったときに営業時間の短さに衝撃を受け、記念に(?)撮った写真を載せておきます。
たしか午後3時前ぐらいに行ったのですが、写真にあるとおり、すでに1時半で閉まっていました...
※銀行の営業時間
ネット環境
セブ島とシドニーに留学していたときは、現地でポケットWi-Fiを購入して使っていたのですが、マルタにはそのようなサービスがなかったために(留学代理店に確認しただけですので、現地で探したらあったのかもしれません)、学校やお店のWi-Fiを利用しておりました。
ほとんどの飲食店には無料Wi-Fiサービスがありましたので、外出時にもそれなりにネットにアクセスできてはいたのですが、屋外では基本的にはオフライン状態でした。
一人で郊外の観光スポットに出かけたときに軽く迷子になったことが何度かあり、あまり不安にはならなかったものの、「おれは今完全に世界から孤立している...」などと思ったりしたものです。
(こう書くと、そこはかとなく中二病のような響きがありますが...)
ちなみに、日本の空港などにあるポケットWi-Fiのレンタルサービスはとても高いため、私は利用したことはありませんが、2週間だけ留学に来ていた女の子二人組は、割り勘で借りてきたと言っていました。
今回はここまでで。
次回は、そろそろ学校や授業の話を書こうかと考えております。
マルタ留学 - マルタでの生活(食事・電気・洗濯)
今回は、マルタでの生活に関するお話を書こうと思います。
前回までの記事は、こちらをご覧ください。
食事
マルタに行く前は、知人から「イタリアの南側?食事がおいしそう!」などと言われたりもして、食事を一つの楽しみにしていたのですが、実際にはあまりパッとしませんでした...
ただ、別にまずいものばかりというわけではありませんので、洋食オンリーでも大丈夫な人であれば、暮らしていけるとは思います。
個人的に、そのような環境下での一番の救いはケバブでした。
ケバブのお店は日本にもそれなりにありますが、マルタはトルコと地理的に近いせいか、ケバブのお店が至るところにありました。
※学校の近くにあったケバブのお店にて。
3日に1回ぐらいのペースで行っていました。
上の写真だとわかりにくいかもしれませんが、肉だけでなく野菜も盛りだくさん(種類・量ともに)なため、偏りがちな食生活を補う貴重な一食でした。
味もとてもおいしくて、いまやすっかりケバブのファンです。
下の写真は、学校の近くにあったカフェでのランチのものです。
サンドウィッチはおいしかったのですが、ポテチはむしろない方がいいんじゃないかと、久しぶりに写真を見て思いました...
※カフェでのランチ。
下の写真は、街中にあるパン屋のようなお店で買ったものです。
ピザと、たぶんドリアだと思います(下にご飯が入っていました)。
値段がリーズナブルだったのでときどき利用していましたが、味はまあ...
※ピザとドリア。
電気
マルタ留学で、地味にダメージが大きかったのがこの電気です。
とにかく部屋の灯りが暗い!
これは私の滞在先だけの話ではなく、マルタではどこも変わらないようです。
昼間学校で授業を受けている分には問題ないのですが、夜自分の部屋で勉強しようとしても、あまりに暗くてやる気がなくなります。
日本の蛍光灯で言えば、常夜灯(小さいオレンジ色の電球)ぐらいの明るさしかありません。
マルタの人は電気(あと水も)を大事にして暮らしているというのは、留学する前から聞かされていた話で、一応覚悟はしていましたが、これだけは慣れることができませんでした。
洗濯
これも非常に困ったことの一つです。
事前に留学代理店の人からは「マルタでは手洗いが基本です」と言われていたのですが、実際に泊まっていた部屋(学校の建物内にありました)には小さな洗面台とシャワーヘッドが固定されたシャワールームしかなく、「どうやって手洗いしたらいいの?」という感じでした。
もちろん、手洗いしたところで干す場所も器具もありません。
別の寮には共用の洗濯機があったそうで、そこに滞在していた留学生の人に話を聞いたところ、「手洗い?しないよー!」と言っていました。
留学代理店の話は何だったんだ...
結局、学校のスタッフに教えてもらった洗濯屋(というよりは、洗濯のサービスのある雑貨屋)を利用していましたが、料金がまあまあ高く想定以上の出費であったため、もうちょっとどうにかならなかったものかと思っています。
今回はここまでで。
次回も、もう少し生活環境のお話を書くつもりです。
マルタ留学 - どんなところ?
前回の記事(マルタ留学 - マルタで英語?)に引き続き、今回もマルタがどんなところかについて書きたいと思います。
景色がきれい
マルタの魅力はいろいろありましたが、個人的には、何と言っても景色がきれいなことが一番でした。
下の写真は学校の近くで撮ったものですが、ご覧のように、いかにもヨーロッパといった感じの歴史ある建物と、エメラルドグリーンのきれいな海を同時に楽しめます。
きれいな海という点ではセブ島も負けていませんでしたが、街並みの美しさは、さすがヨーロッパといったところでしょうか。
おそらく地震や津波の心配がほとんどないからだと思いますが(「プリニウス」というマンガを読んでそんなこともないことがわかりました)、教会のような歴史的建造物だけでなく、普通の住居でも古くからあるものが多く、しかも、海の近くでは水際ギリギリまで建てられておりました。
このような景色が楽しめる場所は、世界中を探してもあまりないのではないかと思います。
※学校の近くで撮った写真。
右に写っているプールは、よその英語学校の施設です。
温暖な気候
前回の記事に書いたように、マルタの緯度は東京とほとんど変わらないのですが、気候は東京よりも温暖です。
私が滞在したのは2017年6月中旬から7月中旬まででしたが、東京と違って梅雨がなく雨が降らない分、ひたすら暑かったことを覚えています。
私はマルタに行く前にセブ島に留学していて暑さに慣れていたこともあり、あまり苦にはならなかったのですが、学校から徒歩20分ぐらいの寮に住んでいた留学生の人は、あまりに暑くて学校に通うのがしんどいと嘆いていました。
冬は10℃ぐらいまでは下がるようで、東京に比べれば暖かいとはいえ、建物が古いせいか保温性が今ひとつであったり、他の季節とのギャップもあって、それなりに寒く感じるみたいです。
治安がよい(らしい)
マルタ留学の売りの一つに治安のよさがあり、私がお世話になった留学代理店もその点をアピールしておりました。
確かに不安を感じることはなかったのですが、セブ島やシドニーでも危ない目にあったことはなかったため、どこまで差があるのかはよくわかりません。
とはいえ、セブ島に比べて安心感があるのは確かで、街中でも郊外でも、一人でいて心配になることはありませんでした。
もっとも、寮で置き引きにあった人がいるという話を聞いたことはありましたし、基本的な注意は必要です。
(これは日本でもどこでも一緒ですよね)
あと、確かな情報ではありませんが、寮でマリファナパーティーをやっている留学生たちがいたとかいないとか...
(マルタでマリファナが合法かどうかはわかりません)
今回はここまでで。
次回以降もまだまだマルタの話を続けたいと思います。
マルタ留学 - マルタで英語?
今回から、マルタ留学について書いていこうと思います。
マルタには、2017年6月上旬から7月上旬までの4週間留学しておりました。
まず、「マルタに留学していた」という話をしますと、たいていの人から「マルタってどこ?」「マルタで英語の勉強なんてできるの?」という反応が返ってきますので、その辺りから触れようと思います。
マルタってどんなところ?
詳しくはWikipediaなどで調べていただければと思いますが、マルタは、地中海のど真ん中にある小さな島国です。
イタリアの南側、シチリア島の真下にあります。
たまにイタリアの一地方だと思われている方がいますが、小さいながらも独立国家です。
面積(316㎢)は名古屋市(326.4㎢)とほぼ同じぐらいであり、シンガポール(719.9㎢)の半分以下という小ささです。
ちなみに、緯度(北緯35.9度)は東京(北緯35.7度)とほぼ同じです。
マルタで英語?
これはもう多くの人に聞かれましたし、そもそも私も、マルタへの留学を決める少し前まで、留学先としてそのような選択肢があるなんて思ってもみませんでした。
実際には、こちらのサイト(Visit Malta)によると約40校の語学学校があるそうであり、英語教育が一大産業となっています。
英語教育が盛んになった最大の要因は、やっぱり英語が公用語だからでしょう。
もともと、マルタにはイギリスの支配下にあった歴史があり、現在もイギリス連邦に加盟しています。
その結果、マルタ語という母国語はあるのですが、英語も公用語となっており、多くの人が英語を話せます。
(マルタ語を忘れつつあると言っている講師もいました)
人によって差はありますが、基本的にはみなさんきれいな英語を話していました。
マルタへの行き方
日本からマルタへの直行便はないため、どこかで乗り換えが発生します。
やはりその分お金と時間はかかりますので、ほかに私が留学したセブ島やシドニーに比べると、その点はデメリットになるでしょう。
私の場合は、成田からドバイに行き、そこでマルタ行きの飛行機に乗り換えるという旅程でした。
ドバイからは機内のアナウンスが英語オンリーになり、そのような経験ははじめてであったため、地味に緊張したことを覚えています。
(ほかにおそらくアラビア語のアナウンスはありましたが、それこそ1ミリもわかりませんし...)
ちなみに、岡山から来ていた留学生の人はフィンランド経由(確か)で来たと言っていましたし、フランクフルトやロンドン経由という手もあるようです。
今回はここまでで。
これから少しずつマルタ留学について書いていきたいと思います。